もうすぐ成人式♪振袖を着る予定の女性も多いと思います。でも、着慣れないとトイレにすらどうやって行けばいいのか心配になります…。成人式当日に慌てないよう、トイレの行き方や立居振る舞いで気を付けた方が良いことをお教えします。
振袖を着た時の3つの注意点
成人式で久しぶりに着物を着る人、ましてや振袖は初めて着るという人も少なくないと思います。
やはり着慣れないとどのようにすれば良いのか、わからないことだらけですよね…。
私も成人式の時に初めて振袖を着ました。
普段の洋服とは勝手がまるで違います!
窮屈で動きづらいということばかりに気を取られているとせっかくの振袖姿も残念な感じになってしまいます…。
まずは以下の3つの注意点を意識するようにして下さい。
- 裾や袖が汚れないようにしましょう。
- 袖から腕が見えないようにしましょう。
- 着崩れしないような動きをしましょう。
成人式に持っていくと便利なもの
お財布やスマホなどは忘れないと思います。
それらにプラスして、振袖を着た時に持っていると便利なものを紹介します。
- 洗濯ばさみ
- 絆創膏
- 大判のハンカチ
洗濯ばさみ
トイレで用を足す時や手を洗う時に活躍してくれます!
トイレでは裾や袖が邪魔になってしまいます。
邪魔になってしまう裾や袖をとめておくために持っていると便利です。
洗濯ばさみではなく、クリップでもOKです。
絆創膏
振袖に草履を合わせる人が多いと思います。
草履も慣れないと足が痛くなってしまいます。
ご自身で購入された草履ならば、事前に鼻緒を調整したり、歩く練習もできるとは思います。
しかし、レンタルで成人式当日に初めて履く草履だという人も少なからずいますよね。
そういう方は、絆創膏も持っていくと安心ですよ!
大判のハンカチ
食事をする時に膝にかけておくと、振袖を汚してしまうことが防げます。
飲み物のグラスについた水滴が落ちてしまいそうな時にもふき取ることができるので便利です。
知っておくと成人式当日に焦らない方法
私も実際に困った経験があることをまとめました。
いざという時に知っていると焦らずに済む方法をお教えします!
- トイレの行き方
- 階段の上り下り
- 落としたものの拾い方
- 車の乗り降り
トイレの行き方
和式ではなく、洋式を選ぶようにして下さい。
そして次に、着崩れを防ぐポイントは、袖と裾です!
① 長い袖をまとめます。
ここで洗濯ばさみやクリップがあると便利です!
洗濯ばさみがない場合には、床についたり、邪魔にならないように両袖を結んでしまったり、それぞれの袖を折りたたみ、わきの下の帯締めに挟み込んでもいいでしょう。
② 外側に着ているものから順番(振袖→長襦袢→肌着)に一枚ずつめくりあげていきます。
めくりあげる際には裏返しにはせずに、たくしあげていった方が良いです。
めくりあげたものは、帯締めに挟んでおきましょう。
ここでも洗濯ばさみやクリップがあると、帯にとめておけるので、安心です。
③ 用を足したなら、今度は逆に内側に着ているものから元に戻して、袖も戻します。
最後に着崩れていないか確認してください!
慣れないと時間がかかってしまうと思いますので、早めにトイレに行っておくことをお勧めします。
階段の上り下り
こちらも袖と裾がポイントです。
引きずったり、踏んで転んだりすることを防ぎましょう。
① バッグを左手にかけます。
② 左の袖は左手で持ち、右手の袖は左手にかけます。
③ 右手で上前(着物を前で合わせた時に外側になる方のこと)を持ち上げるようにつまんでおきましょう。
歩幅を小さく、つま先でゆっくりと上り下りするといいですよ。
足首が見えすぎないように注意して下さいね。
落としたものの拾い方
膝を曲げずに、体だけを折り曲げて拾おうとすると袖や裾が汚れてしまう可能性が高くなります。
① 右腕に右の袖をかけて、左の袖も右手で引きずらないようにまとめます。
② その右手で上前を持ち上げるようにつまんでおきましょう。
③ 右足を少し後ろに下げて、膝を曲げて腰を落として、拾い上げます。
しゃがみこむという動きは、着崩れの原因にもなるので、丁寧に行った方がいいですよ。
車の乗り降り
美容室での着付けや成人式会場までの送迎など車に乗る機会が多くなると思います。
出来そうで出来ないのが、車の乗り降りなんです。
① 階段の上り下り同様、袖をまとめ、裾をつまんでおきましょう。
② 車にお尻から乗ります。
③ ヘアセットしている頭がぶつかって崩れないように注意して下さい。
④ お尻を軸にして回転させるように足も入れて、乗り込みます。
座る時には、帯がつぶれないように浅めに座りましょうね。
振袖美人に見える立居振る舞い
成人式は写真を撮られる機会も多いと思います。
どうせ撮られるならば、振袖美人に写りたいですよね!
周りと差がつく、立居振る舞いを紹介します。
姿勢
背筋を伸ばして、顎は引きましょう。
内股を意識して、歩く時も歩幅は小さめの方が女性らしく、綺麗です。
右足を少し後ろに引いておくことで、振袖の上前の華やかな模様が見えやすくなりますよ。
さらに、手は前で軽く揃えると、長い袖の流れも綺麗に見えます♪
腕を上げる時
袖口をもう片方の手でおさえるようにしましょう。
袖口から肘や二の腕が見えてしまうのは、見苦しいこととされています。
久しぶりに会った友人に手を振る時、乾杯の時、電車のつり革につかまる時など腕を上げるシーンは多いです。
さりげなく、この仕草ができると女子力の高さがアピールできると思いますよ!
まとめ
成人式は、振袖で着飾り、旧友に再々できる思い出に残る大切な日です。
そんな大切な日に困ったり、失敗しないようにお役に立てれば幸いです。
楽しい思い出の残る一日にして下さい!!