様々なシーンで取り入れられている立食パーティー。出会いやビジネスのチャンスにもなる場ですので、基本的なマナーを押さえておくことは大切です。印象をよく楽しく交流できるようポイントをご紹介します。

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レセプションパーティーや結婚式・同窓会など、様々なシーンで取り入れられている立食パーティー。皆さんは、参加したことがありますか?

初めて参加される方にと惑ったり不安になったりするかもしれません。

これまで何度か参加された方の中には、実はきちんとしたマナーを知らずに参加していた…という方もいるのではないでしょうか。

せっかくの出会いやビジネスのシーンを、少しでも安心して楽しんで臨めると良いですよね。そこで今回は、立食パーティーの流れに沿って、マナーやポイントをご紹介します。

1. そもそも立食パーティーとは?

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そもそも、立食パーティーとは何でしょうか?

立食パーティーとは、「パーティースタイルの一つで、料理をビュッフェ形式にしたもの」のことです (出典:コトバンク)。

基本的には、決まった席が設けられていませんが、壁際に椅子などが配置されている場合も多くあります。

では、立食パーティーにする目的は何でしょうか?

立食パーティーの主な目的は、〝参加者同士の交流”であることが多いです。

“食べること”がメインではないため、食糧費や人件費がカットでき会費を抑えられるという、コスト面のメリットもあります。

 そのため、主催者側の“多くの人と交流してほしい”という想いを念頭に置いて参加することが大切です。

2. パーティー開始までのマナー

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ここでは、パーティーが開催されるまでの準備段階に必要なマナーについてご紹介します。

2-1. 服装

服装や持ち物について迷う方が、特に多いのではないでしょうか。

パーティーによっては、招待状にドレスコードが記載されている場合があります。

会場となるホテルやレストランの雰囲気に合った服装を選ぶことが大切です。

指定がない場合やわからない場合は、主催者側や会場に問い合わせてみると良いでしょう。 

ここでは、立食パーティーという特徴に沿って、特に気を付けることについてご紹介します。

動きやすい服装・アクセサリー

立食パーティーでは、料理を取ったり会場を移動する必要があります。

そのため、動きやすい服装、他の人に邪魔にならない服装であることが大切です。

ドレスに関しては、袖口が広がっているものや裾の長いデザインのものは避けた方が無難です。

アクセサリーも、他の人を傷つけたり洋服をひっかけてしまう可能性のないよう、控え目にしましょう。

歩きやすく、疲れない靴

長時間立っていることが多い立食パーティー。

ヒールの高い靴はドレスと相性が良いですが、長期戦を考えると、低めのヒールや履き慣れたものがおすすめです。

肩にかけるデザインのバック

パーティー中は、お皿やグラスを持っていることを考えて、両手をふざくことがない肩にかけるデザインのバックがおすすめです。

貴重品、ハンカチ、スマホ、名刺などが入る小さめのサイズであれば、移動の際にも邪魔にならないでしょう。

2-2. 会場への到着時間・到着時の対応

パーティーへの準備ができたら、会場へ向かいましょう。

ここでは、会場に到着するにあたって、気を付けておいた方が良いことや振る舞いについてご紹介します。

到着時間の目安

時間を守ることは大人の常識として当然ですが、あまり早く着きすぎると会場のスタッフや主催者の迷惑になりかねません。

5~10分ほど前に着けるよう、余裕をもっていきましょう。

クロークに荷物を預ける

上着や大きめのカバンなどは、クロークがあれば預けておきましょう。

会場内には、服装の項目でおすすめした小さめのバックに必要最低限のものを持っていくと良いでしょう。

主催者への挨拶

会場に入ったら、招待してもらった主催者へ挨拶と感謝を伝えに行くのがマナーです。

ほかの方も同じようにタイミングを狙っているので、あまり長くならないようにさらっと済ませましょう。

手土産がある場合は、この時に渡しておきましょう。

3. パーティー中のマナー

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さていよいよパーティーが始まります。

ここからはパーティー中に気を付けておいた方がよいポイントをご紹介します。

3-1. 食事

立食パーティーは、ビュッフェスタイルであるため、自分で取りに行って盛りつける必要があります。

料理の取り方やマナーは、印象にもかかる大切なポイントです。

料理は順に取っていく

基本的に、料理は右から左へ、前菜→スープ→メイン→デザートとコース料理と同じような順で並んでいます。

そのため、順に沿って取っていきましょう。

逆に進んだり、途中で割り込んだりしてはいけません。

お皿は1枚ずつ、毎回交換する

料理を盛るお皿は1枚ずつ使いましょう。

置く場所に困りますし、印象としても決してスマートには見えません。

2回目に料理を取りに行く際は、新しいお皿を使うのがマナーです。

使い終わったお皿は、スタッフに渡したり、立食用のテーブルのすみや専用のテーブルに置いておきましょう。

料理は少量ずつ取る

料理を多く取りすぎると、見た目も悪く、移動中に落としてしまう可能性もあるため、少しずつ取りましょう。

一度に取るのは前菜3種類・メイン2種類ぐらい、お皿を持つためのスペースを4分の1程確保しておくと良いです。

料理の温度や水分量にも注意する

料理をとる際、冷たい料理と温かい料理を一緒に取らない、水分量に差のある料理を一緒にとらないなど、種類にも注意しましょう。

出来るだけおいしい状態で食べることが、料理を提供する側の配慮にも繋がります。 

お皿やグラスは左片手で持つのがベストだが、無理はしない

お皿やグラスは、左片手で持つのがスマートに見えます。

グラスの飲み物が冷たい場合には、紙ナプキンを巻くことで水滴防止にもなります。

しかし、不慣れなためにこぼしてしまうと本末転倒です。

慣れるまでは無理をせず、会話するときには近くのテーブルに置いておくのも一つの方法です。

3-2. コミュニケーション

主催者側が立食パーティーという形にする目的の一つに、“参加者同士の交流”があります。

会場にいる人とのコミュニケーションを是非楽しみましょう。

壁側の椅子はなるべく使わない

会場に用意されている椅子は、年配の方や体調が悪くなった方用に準備されていることが多いです。

もちろん少し疲れた時に休むこともできますが、あまり長い間座らないようにしましょう。 

初対面の人とは「笑顔」と「無難な話題」を

パーティーによっては、初対面の人と関わるチャンスである場合もあります。

そういう場が苦手な人もいるかもしれませんが、「笑顔」でいることを心がけましょう。

たとえうまく話せなくても、相手に悪い印象を与えることはありません。

また、プライベートな話題は避け、天気や会場、料理のことなど、相手と共有できる無難な話題が良いでしょう。

交流を楽しんでもらうことが主催者の願い

立食パーティーの主催者は、”参加者同士の交流を楽しんでほしい”という願いがあります。

終始一人でいると、その場の雰囲気を壊してしまったり、主催者に気を使わせてしまうことにもなりかねません。

無理をしすぎる必要はありませんが、自ら話しかけてみたりしてその場を楽しむ努力をしてみることが大切です。

帰る際には、主催者に一言を

主催者にお礼を伝えてから帰るのが大切です。

当日は忙しそうで言えなかった場合には、後日手紙や電話等で伝えると、丁寧で印象も良いでしょう。

4. まとめ

いかがだったでしょうか?

様々なマナーやポイントがあって、うまくできるか心配になった方もいるかもしれません。

一番大切なことは、あなた自身が立食パーティーを楽しもうという気持ちでいることです。

是非、立食パーティーの持つ魅力を楽しんでみてください。