イブニングドレスをご存知でしょうか?日本では馴染みのないドレスコードですが、最近では結婚式や披露宴の二次会で指定されることも増えています。この記事ではイブニングドレスの概要や特徴を解説していきましょう。

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イブニングドレスとは?

イブニングドレスとはドレスコードのなかでもフォーマルの一種です。

イブニングドレスと聞いてもあまりピンとこない方も多いでしょう。

一般的に、グレードの高いホテルやレストラン、格式の高いパーティーなどで指定されることが多いドレスコードとなっています。

最もイメージしやすいのは、日本アカデミー賞などで女優さんが着用しているドレスではないでしょうか。

国内でも超が付くほどのハイグレードなホテルや、高級クルーズ旅行などでは着用する機会があるかもしれません。

イブニングドレスはフォーマル(正装)

ドレスコードには、フォーマル(正装)・セミフォーマル(準礼装)・インフォーマル(略礼装)などの区別があることはご存知でしょうか?

一般的にフォーマル→セミフォーマル→インフォーマルの順にグレードの高いさが変化します。

イブニングドレスの場合は、最も格式高いフォーマル(正装)の一種に分類されます。

フォーマルは冠婚葬祭などの行事で指定されることが多いドレスコードですが、イブニングドレスはそれとは異なるルールが存在します。

日本でも格式の高いパーティーや伝統行事などはありますが、和装(着物)を着用する方が多いことからイブニングドレスの文化はあまり馴染みがないようです。

もともとはアメリカをはじめとする欧米諸国での文化であるた、洋画などを見ているとパーティーでイブニングドレスを着ている女優さんを頻回に見ることがあるでしょう。

こちらは、2020年日本アカデミー賞にて最優秀助演女優賞を受賞した長澤まさみさんです。

格式高いパーティーに相応しいイブニングドレスを身にまとっています。

世界的に有名な女優であるエマワトソンさんも、レッドカーペットで美しいイブニングドレスを身にまとっています。

夜のおよばれに相応しいドレス

イブニングドレスとはその名の通り、夜のお呼ばれに選択すべきフォーマルドレスを指します。

「夜会服」とも呼ばれていますが、夕方以降のパーティーで着用することがポピュラーとされています。

フォーマルドレスには、イブニングドレスとアフタヌーンドレスといった時間帯での分類があるのです。

  • アフタヌーンドレス:日中のパーティーで着用するフォーマルなドレス
  • イブニングドレス:夕方以降のパーティーで着用するフォーマルなドレス

アフタヌーンドレスはシンプルで露出の少ない上品なドレスコードですが、イブニングドレスは真反対のゴージャスで大胆なドレスです。

選ぶべきドレスの特徴や、理解すべきマナーも大きく異なるので、フォーマルなドレスを選択する際は時間帯も意識しておきましょう。

イブニングドレスの特徴とは?

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イブニングドレスには以下のような特徴があります。

  • 華やかで大胆・ゴージャス
  • 露出が多く大胆
  • 裾が長い(ロング丈/フロア丈)

イブニングドレスは昼間のアフタヌーンドレスとは正反対のゴージャスで大胆なドレスです。

暗い夜を輝かせるような、そんな華やかさを演出する必要があります。

胸元や背中の大きく開いたノースリーブのドレスが一般的で、足が大胆に見えるスリットが深く入ったドレスなどを選択される方も多いです。

裾の長さはロング丈や、床に裾を引きずるほどのフロア丈がポピュラーとなっています。

くるぶし以下の長さを選択すると良いでしょう。

デザインやドレスの生地・素材なども選択の幅が広がるため、アフタヌーンドレスとは違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

イブニングドレスの3つの選び方

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ここからは、イブニングドレスの選び方を3つのポイントから解説していきます。

マナーに則ったドレスを選択することはもちろんですが、あなたらしさや美しさを最大限にアピールできるドレスをチョイスしましょう!

1. カラーや柄

イブニングドレスでは、赤や黒・青などといったはっきりとした色合いが望ましいとされています。

パステルカラーではなくビビッドカラーで、深い色味のものを選択すると良いでしょう。

また、黒や深い紺色など単調になってしまいがちなドレスは、ラメなどの入った光沢がある生地を選択することで華やかな印象を演出することが可能です。

もちろん、パステルカラーなどの淡い色味のドレスが絶対にダメというわけではありません。

パステルカラーなど比較的淡いカラーのドレスを着る場合は、アクセサリーなどでバランスを取ることがおすすめです。

結婚式の場合は、白をはじめアイボリーやベージュなど明るい色味はNGであるため、注意しておきましょう。

イブニングドレスの柄はシンプルなものが良いとされています。

キャラクター・ロゴなどの個性的な柄は避けるようにしましょう。

迷った際は、無地をベースにしたシンプルなものがベストです。

華やかさはアクセサリーや小物などでカバーすることも可能なので、シンプル過ぎても心配はいりません。

2. 生地の素材

イブニングドレスの素材として相応しいのは、シルクやタフタ・オーガンジー・レースなどがおすすめです。

光沢感のあるサテンやラメの素材もイブニングドレスとの相性は抜群です。

特に、素材を選択する場合は色味とのマッチも意識しておきましょう。

前述したように、黒や深い紺色などシンプルで単調な暗い色味の場合は、ラメやサテンなど光沢感ある生地にすることでゴージャス感が際立ちます。

3. デザイン

前述したように、イブニングドレスは胸元や背中が開いている露出が多いデザインのドレスを選択しましょう。

また、裾はくるぶし程度か、それより長いロング丈・フロア丈のドレスがポピュラーです。

イブニングドレスはフォーマルなので丈が短くならないよう意識しましょう。

イブニングドレスのマナー

イブニングドレスの選び方を解説しましたが、マナーの面も理解しておくことが重要です。

イブニングドレスのコーディネートを考える際は、以下のようなマナーがあります。

  • アクセサリー:ゴージャスで煌びやかなものを選択する
  • ヘアメイク・メイク:ドレスに負けないようなヘアメイクやメイクを心がける
  • 羽織もの:イブニングドレスには羽織ものは不要ですが、屋外パーティーの場合や年齢を気にする場合は羽織っても問題ない
  • グローブ:海外ではイブニングドレスにロンググローブを着用するというマナーがあるため着用することがベター
  • 靴:ヒールのあるパンプスが一般的。つま先が見える者はNG
  • バッグ:コンパクトなバッグが望ましい。カジュアルな素材はNG

イブニングドレスを着用する際は、ドレスだけでなくその他のマナーを確認しておくと良いでしょう。

あなたに合ったイブニングドレスを選ぼう

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イブニングドレスのマナーや選び方を解説しました。

国内ではなかなか着るタイミングに出会うことがないイブニングドレスですが、今後イブニングドレスを着用するシチュエーションを迎える可能性はゼロではありません。

特に海外旅行などがお好きな方は、ぜひ認識しておきたいドレスコードです。

マナーの備わった女性として、ぜひイブニングドレスの知識を理解しておきましょう。

イブニングドレスは非日常的で素敵なドレスコードなので、あなたに合った素敵なドレスを選択して下さい。