演奏会や発表会のロングドレスを選ぶとき、どんなことに気を付けていますか?素敵なドレスが沢山あって目移りしてしまいますよね。ドレス選びも演奏表現のひとつと言えます。演奏プログラムや会場、楽器に合ったステージドレスの選び方をご紹介します。

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ベストな演奏のためのロングドレス選び

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演奏者にとって、演奏会・発表会は日ごろの努力の成果をしっかりと発揮したい大切なシーン。

ステージの主役として、自分好みのドレスや、自分に似合う雰囲気のドレスを選びたいと思うのは当然のことです。

でも、悔いのないステージにするためには、プログラムや会場に合わせたドレス選びや、楽器の特性を考えた着心地のよいドレス選びが重要になります。

演奏表現のひとつとして、最適なドレスを選び抜いて、ベストな演奏を叶えましょう!

演奏会・発表会向けロングドレス選びのポイント3つ

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プログラム、曲想に合わせたドレス選び

演奏する曲目はどのようなイメージですか?

優美、繊細、勇敢、雄大、情熱的…?

例えば、勇ましく力強いテーマでまとめたプログラムなのに、ふわふわと繊細でロマンチックな淡色ドレスを選ぶとどうでしょうか?

もしくは、柔らかく優美で印象派的なプログラムに、鮮烈でシャープな印象のドレスを選んだら?

プログラムや曲想に沿わないドレス選びをしてしまうと、渾身の演奏も、気迫が伝わりづらくなってしまいます。

視覚的な演出も演奏表現のひとつです。

必ず観客の立場になって、ステージドレスをイメージしましょう。

演奏しやすい着心地や機能性を大切にしたドレス選び

演奏者にとって何より大切にすべきことは、いつも通りのコンディションで演奏に集中できること。

体形に合ったドレスや、自分の魅力を引き出してくれるようなドレスを選ぶのはもちろんのこと、着心地や機能性は絶対に妥協してはいけません。

肩を出す?ストラップは?生地感は?スカートのボリュームは?装飾は?

わずかな違いが大きな狂いを生じさせることにもなりかねないので、よく吟味して選びたいところです。

事前に試着して演奏のシミュレーションが出来ると安心。

楽器の特性に合わせたドレス選びもとても重要です。

演奏会場に合わせたドレス選び

演奏会場の雰囲気に合わせて、ドレスを選びましょう。

会場は、サロンでしょうか?それとも小ホール?あるいは2、3階席まである広い大ホール?

お客様との距離が近く親近感のあるサロンでの演奏会なら、ボリュームたっぷりな豪華絢爛なドレスよりスマートなシルエットのドレスのほうが、雰囲気になじむでしょう。

大ホールなら、遠くの席のお客様まで雰囲気が伝わりやすいようなドレスを選ぶとよいでしょう。

楽器別ロングドレス選びの注意点

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ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロ、管楽器…それぞれの演奏スタイルに合ったドレス選びの注意点をご紹介します。

ピアノ

演奏時に肩や腕の動きが制限されないようなデザインのドレスがおすすめです。

ノースリーブや肩ストラップ付き、ビスチェタイプが安心。

また、ペダルを踏む際に、裾を踏んだり巻き込んだりしないような丈感、足を床についてバランスをとることもあるので足さばきがよいものがおすすめです。

さらに、原則的に右側から見られることが多いので、装飾がある場合は右にポイントが来るようにしましょう。

座っても立っても、美しく見えるようなデザインが理想的。

最後に、衣擦れの音がしないような素材選びや、二の腕と胴体部が擦れて痛みが出ないような素材感、装飾の有無も重要です。

ヴァイオリン

ヴァイオリンにおすすめの演奏ドレスは、腕まわりや上半身の動きが制限されないデザインのもの。

さらに、立った姿勢で演奏するため、段々とドレスがずり落ちてきてしわないようなデザインを選びましょう。

ボリューム感や重みがあるものは、肩ストラップをつけたほうが安心です。

また、楽器をあてがう左肩付近に装飾がないデザインをえらぶことも大切。

楽器を傷つけないためにも気を付けたいポイントです。

声楽

声楽は、体自体が楽器です。

必ず、呼吸がしやすい着用感を優先しましょう。

客席に対し正面を向いて歌うため、全体的に華やかでボリュームのある演奏ドレスがおすすめです。

会場によっては、パニエを入れることも検討しましょう。

チェロ

イスに座り、脚のあいだに挟んで演奏する楽器のため、

脚の開きやすいスカートシルエットやボリューム感が重要です。

さらに、座り姿が美しく、上半身の動きが自由になるドレスを選びましょう。

管楽器

管楽器は呼吸・ブレスがしやすいことが何より大切です。

締めつけ過ぎない着用感のものを選びましょう。

フルートは楽器を構えるときに腕を上げるため、肩のデザインに注意が必要です。

袖付きよりビスチェや肩ひも付きがおすすめ。

サックスなどストラップを首からかける楽器は、身頃の装飾に引っかけたりしないデザインのドレスを選びましょう。

演奏会・発表会ドレスの選び方《まとめ》

演奏者にとってドレスは大切な演奏表現のひとつです。

また、お客様は演奏者がどのようなドレスを着て演奏するのか、とても注目しています。

ドレス選びのポイントをおさえて、日ごろの努力を存分に発揮できる、最高の一着に出会えますように!